VS Codeの覚えておくと便利なキーボードショートカットを紹介します。
なおVS Codeのバージョンは1.67.2です。
ターミナル: ターミナルにフォーカス
- キーバインド: 割当なし
npm installなどを実行するために、VS Code上でターミナルを利用する機会は多いと思います。
このショートカットを利用することでターミナルにフォーカスすることができます。ターミナルが閉じている場合は新しいターミナルが立ち上がります。
デフォルトでは割当がされていないため、私は「Ctrl + Shift + T」に割り当てて使用しています。
ファイル: フォルダーを開く
- キーバインド: Ctrl + K → Ctrl + O
「Ctrl + K」、「Ctrl + O」と続けて入力することでフォルダーを開くことができます。プロジェクトを切り替えたいでよく利用しています。
ファイルに移動
- キーバインド: Ctrl + P
ワーススペース内のファイルを名前で検索することができます。入力欄に「@:」と入力することでクラスやコンストラクタごとのようにグルーピングすることができます。

検索・置換
- キーバインド(検索): Ctrl + F
- キーバインド(置換): Ctrl + H
エディター内の検索や置換を行うことができます。「Ctrl + Shift + F」のようにShiftも同時に入力することで、フォルダーを指定しての検索や置換を行うことができます。
行を挿入
- キーバインド(下に挿入): Ctrl + Enter
- キーバインド(上に挿入): Ctrl + Shift + Enter
現在のカーソル位置の上下に行を挿入することができます。このショートカットを利用することでカーソル位置が先頭や末尾ではなくても行を挿入することができるため、かなり時間を短縮することができます。
選択範囲の複製
- キーバインド: 割当なし
現在選択している範囲を複製することができます。何も選択していない場合はカーソルがある行を下に複製します。コピー&ペーストの代わりに利用することが多いコマンドです。
デフォルトでは割当がされていないため、私は「Ctrl + Shift + D」に割り当てて使用しています
表示: エクスプローラーを表示
- キーバインド: Ctrl + Shift + E
エクスプローラーを表示とありますが、正確には展開・フォーカスが近いかもしれません。このショートカットを入力することでエクスプローラーにフォーカスすることができます。
すでにフォーカスしている状態でショートカットを入力すると今度はエディターにフォーカスすることができます。この仕様から、ターミナルにフォーカスするショートカットと組み合わせて利用しています。
表示: エディターを閉じる
- キーバインド: Ctrl + W
エディターを閉じることができます。何かと利用する場面は多いと思いますが、誤って「Ctrl + Shift + W」を押してしまうとウィンドウが閉じてしまうので注意してください。
表示: エディターを移動
- キーバインド(右へ移動): Ctrl + Shift + PageDown
- キーバインド(左へ移動): Ctrl + Shift + PageUp
このショートカットを利用することで左右のエディターに移動することができます。私の場合、複数のファイルを開いてコードを書く画面が多いため、かなりの頻度で利用しています。