Github Copilotを使ってみた

Github Copilotはリアルタイムでコメントやコードの提案を行い、コーディングを支援してくれるサービスです。

Github Copilotのサイトから利用登録を行い、エディターに拡張機能をインストールすると利用できるようになります。60日の無料期間以降は、月10ドルまたは年100ドルの利用料が発生します。（2022年9月8日現在）
なお学生など一部の対象者は、事前にこちらのサイトから申請を行えば無料で利用できるようになります。

GitHub Copilot · Your AI pair programmer

GitHub Copilot works alongside you directly in your editor, suggesting whole lines or entire functions for you.

github.com

VSCodeに拡張機能をインストールし、TypeScriptでGithub Copilotを試してみました。
以下がコメントなどから生成されたコードです。

// minからmaxまでのランダムな整数を返す
export function randomInt(min: number, max: number): number {
  return Math.floor(Math.random() * (max - min + 1)) + min;
}
console.log(randomInt(1, 10)); // 1〜10のランダムな整数
// 書いたのは1行目のコメントと、5行目の「console.log(r」のみです。

export function randomString(length: number): string {
  let result = '';
  const characters = 'ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789';
  const charactersLength = characters.length;
  for (let i = 0; i < length; i++) {
    result += characters.charAt(Math.floor(Math.random() * charactersLength));
  }
  return result;
}
console.log(randomString(10)); // 10文字のランダムな文字列
// 書いたのは8行目の「export function randomStr」と、5行目の「console.log(r」のみです。

登録してから一週間ほど利用してみましたが、まったく的外れな提案を行うこともあれば、どこかで人が覗いているのではないか？と思うほど正確に自分が書きたいことの提案を行ってくることもあります。

すべてGithub Copilot任せにできるというレベルではありませんでしたが、コメントの文体を自分が書いたコメントと似せて提案してくれるなど、ペア・プログラミングの相手に最適だと感じました。